【論文解説】食事と性交のタイミングを組み合わせると、産み分けができる!?

みなさんこんにちは、やまのです!ご無沙汰しておりますww

やまの

暑さでダウンしてたヨ。

今回は、おもしろい論文を見つけたので共有したいと思います!今回の記事では、

女の子が生まれやすい食事法とタイミングの取り方

についてが分かります^^(でも鵜呑みにはせず、参考にする程度です)

気になる方は、最後まで読んでみてくださいね〜!

目次

はじめに

まず、今回ご紹介する論文はこちら。

https://www.rbmojournal.com/article/S1472-6483(10)00549-3/fulltext

この研究では、女の子を妊娠する可能性を高める方法として

  • ナトリウムが少なく、カルシウムが多い食事
  • 排卵よりかなり前にタイミングをとる

の2つの組み合わせの有効性が評価されました。

産み分けをしたいという理由は多岐にわたりますが、遺伝学的な介入をしない自然な産み分け方法として、二つの効果が報告されています。

一つ目は、母親の食事のミネラル含有量の変化が産み分けに影響を与えること。

二つ目は、性交のタイミングが産み分けに影響を与えることです。

母親の食事が子供の性別に影響を与える可能性があるという考えは、他の文献でもかなりの関心を集めています。とある研究者が、妊娠前にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムの摂取量に関する食事ルールを作り、妊娠前の女性553人を対象に研究したところ、女性の75~80%が希望する性別の赤ちゃんを出産することに成功しました。性交のタイミングについては、Yを含む精子(=後に男児となる)は、Xを含む精子(=のちに女児となる)よりもわずかに軽くて速いと考えられていますが、より壊れやすく、寿命も短いです。したがって、排卵日に近い日にタイミングをとると、より男児を授かりやすいとされています。このように、産み分けに関してすでにいくつか研究が行われてきましたが、食事内容に関しては女性がどれだけルールを守ったかが曖昧なので、研究結果の正確さにも疑問が残ります。そこで、今回の研究では、食事に関しては採血によりミネラルを分析することで、正確性をより追求しました。

調査方法

  • 2001~2006年の間に、オランダで実施
  • 23~42歳までの、自然妊娠を望んでいる西欧系女性172人が参加(平均年齢は34.0±3.3歳)
  • 参加女性は全員、すでに男の子の出産経験がある
  • 全ての参加者に、食事のルールをしっかり守ることと、タイミング法のアドバイスを組み合わせたかたちで取り組んでもらった
  • 父親の食事が子孫の性別に影響を及ぼす証拠はないため、食事は母親のみに処方された
  • 妊娠の少なくとも9週間前から、食事のコントロールを開始し、継続された
  • 排卵日はできるだけ正確に予測するため、妊娠前の4~6ヶ月間、基礎体温やおりものの観察、子宮頸部の質感を記録してもらうなどの訓練を受け、排卵検査薬を使用して排卵日を特定してもらった
  • 初期の血液データに基づいて、毎日の栄養補助食品(マグネシウム400-600mg、カルシウム500-700mg、ビタミンD 5-7.5μg)も使用してもらった
  • 定期的にタイミングを取るようにすすめていたが、排卵の2日前から数日後までの期間はタイミングを取らないように指示した(女の子の確率を高めるため)

結果

172人の参加者のうち、63人が治療を中断(理由:計画外の妊娠、妊娠しないことによる不満、不妊、ルールが過度に厳しいと感じる、個人的な事情/離婚、病気、流産後の中断)、109人が出産まで至りました。

135人の妊娠(生まれた109人と流産26人)のうち、77%が3周期以内に受精しました。

やまの

参加者は全員すでに出産経験のある人(=不妊の可能性は低い?)なので、ほとんどの人が3周期以内に受精したのかしら…??

食事療法とタイミングの取り方(排卵の3~4日前)の両方が、女の子の確率を高めることがわかりましたが、特に食事の影響が最も顕著でした。

結論とやまのの考え

この研究は、産み分けの方法として、食事療法とタイミング法を組み合わせた効果を調査した研究です。結果としては、以下のようになりました。

女の子が生まれやすいとされる条件

・ナトリウムが少なくカルシウムが多い食事

・排卵日の3~4日前にタイミングをとる

しかし、一部、この研究ルールを守らなかった方が女の子を出産しています。このことから、性別の決定には複雑な因子が絡み合っているものであり、食事療法とタイミングの取り方は、あくまでその一部でしかないとも言えます。

また、本研究は対象人数が比較的少なく、全ての参加者がルールを完璧に理解していたとは限りません。実際に、タイミング法の遵守率は 81%でしたが、食事制限の遵守率は 50% でした。

この研究における産み分け法は、性別比率を大幅に変えるものではありません。食事療法とタイミングの取り方を遵守した場合でも、女の子が生まれる確率は75%にすぎません。なのでこの結果を鵜呑みにするのは危険だなと感じます。

やまの

あくまで参考程度に。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、女の子が生まれやすい食事やタイミングについての論文をご紹介しました!

女の子が生まれやすいとされる条件

ナトリウムが少なくカルシウムが多い食事

排卵日の3~4日前にタイミングをとる

何度も何度もしつこいですが、「このデータを鵜呑みにはしないで」と言いたいです。笑

やまのとしては、元気に生まれてきてくれたら性別はどちらでもいいな〜〜とニヤニヤしてますw今回の結果をどのくらい参考にするかは皆さんにお任せしますが、「こんな調査結果もあるんだなぁ〜」くらいに捉えてもらえると嬉しいです^^

ま、いずれにせよ、そもそも妊娠するためには栄養が大事ってことには変わりないですよね。今回の研究でも、参加女性に足りなかった栄養素(マグネシウム、カルシウム、ビタミンD)は、補助食品で補ったと書いてありました。

やまのも現在、採卵直前なので、サプリの力を借りながら体質改善中です^^

やまの

今のところ、10個以上は採卵できそう!その他の血液検査(AMH含む)でも全て正常範囲内でした^^(じゃあなんで不妊やねん)

今後もなにかおもしろい論文があったら、また皆さんに共有しようと思ってます!

もし、「記事の更新を見逃したくない!」という方がいらっしゃれば、記事を更新した時は毎回Twitterで告知しているので、フォローしといてもらえれば見逃しはないかな〜と思います!

それでは、またっ!

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