みなさんこんにちは、やまのです。
今日は、どれだけ治療費が高額になっても、ひと月に支払う上限額以上は払わなくていいという、魔法のようなありがたい制度をご紹介します!!
お待たせしました
特に治療費が高額になる体外受精まえの方、必見です!!!
最後のほうで、採卵周期だけで実際どのくらい実費になったかを計算してみたので、ご参考までに!
高額療養費制度とは?
高額療養費制度とは、簡単に言うと、自己負担の上限額を超えた分のお金が戻ってくる、国の制度です。
ポイントをまとめてみました!
- 対象となる期間は、ひと月の初めから終わりまで。(例:8/15〜9/14までではなく、8/1~8/31までで計算する)
- 先進医療費、入院時の食事代の一部、差額ベッド代、入院時のパジャマ代などは対象外。
- 申請期限は2年間なので、過去にさかのぼって申請OK!
特に注意なのは、先進医療の部分は含まれないということ!!
やまのの場合は、タイムラプスをお願いしたため、こちらは高額療養費制度の対象外となりました。
そして、もうひとつ重要なこと。過去2年までさかのぼって申請できるので、保険適用開始の2022年4月〜現在までの間に高額な治療費を支払った方は、ぜひとも忘れず申請してください!!今からでも間に合います!!
事前に申請する方法
できれば、採卵が始まる前までに申請しておけると楽です。
やまのは事前に申請して「限度額適用認定証」をゲットしたんだけど、クリニックに提出したら「採卵周期が始まる最初の日の診察(D3くらい)で提出してもらわないと、適用できません。ご自身で事後申請してください」と言われ、ハァ〜〜〜〜となりましたww
事前申請しておけば、クリニックの窓口で高額を支払う必要がなくなります。
以下は申請方法です!
自分が入っている公的医療保険(健保、共済組合、国保など)に申請書を提出します。
郵送で申請した場合は、交付までおよそ1週間とのことですが、ブレがありそうなので早めに申請しておくのがおすすめです。健保などに直接行って対面で申請した場合は、当日に交付してくれるところもあります。
もらった認定証はクリニックに提出します。前述しましたが、やまのは採卵後に提出したため「もう遅い」と言われたので、皆さんはもっと早めに出してくださいね。笑
もし不安だったら、看護師さんに「どのタイミングで提出すればいいですか?」って聞いてみてね!
事後に申請する方法
つづいて、治療が終わった後に申請する方法です。こちらは、クリニックに一旦全額を支払い、後で申請することで返金されるという流れです。(やまのはこのパターン)
これ重要。これがないと申請できません。
自分が入っている公的医療保険(健保、共済組合、国保など)に申請書を提出します。
なんとびっくり、審査期間が3~6ヶ月ほどあります。ドッヒャー
静かに待つだけ。笑
窓口負担額と、自己負担上限額の差額分が返金されます。
一旦すべての治療費を支払ってから返金まで、3~6ヶ月かかるのは注意だね!
ひと月の自己負担上限額
ひと月の上限額がいくらになるかは、年齢と所得によって変わります。年齢で変わるのは70歳以上の話なのでここでは割愛し、所得の話のみ説明していきます!
- 会社員や公務員:標準報酬月額
- 自営業者などの国保加入者:課税所得
標準報酬月額を知る方法は、こちらの外部サイトがわかりやすかったので、参考にしてみてください^^
標準報酬月額や課税所得がわかれば、以下の表にあてはめて、自己負担上限額が確認できます。
表を見てもわからなかった方は、こちらの外部サイトで自動計算ができます^^
採卵周期(ひと月)の治療費
やまのは幸いにも、7月中(ひと月)に採卵周期の診察を一通り終えることができ、高額療養費制度を目一杯活用できました。ということで、採卵周期の自己負担総額を計算してみました!
採卵周期で合計15万
↓
高額療養費制度により自己負担額約6万に
↓
民間の医療保険からの給付金がおそらく5万ある
↓
実費分は7000円ほど!
↓
タイムラプス(自費)をしたので+3万くらい
↓
採卵周期の合計の自己負担額、約4万でfinish!
いや、高額療養費制度もありがたいけど、民間保険からの給付金もありがたすぎた…採卵周期だけで5万だぜ…この後の移植周期でも2.5万~5万はもらえるんだぜ…神
まじでほんとにおすすめしたいから、色んな記事で保険の話を出してるので申し訳ないんですが、気になる方はこちらの記事をご覧ください。無料で相談できるやつを紹介してます!
まとめ
今回は、高額な医療費を払わなくて済むという、大変ありがた〜〜〜〜い国の制度について、解説しました!
この記事はマジ保存版。
体外受精の実施が決まった段階で、申請に向けて動いておくことをおすすめします!
今回の記事も、誰かの役に立てれば嬉しいです^^
9月に移植予定なので、その時にまた合計自己負担額なども記事にできればな〜と思っています。
それでは、またっ!